クラウド型建設プロジェクト管理サービス「ANDPAD」を運営する株式会社アンドパッド(本社:東京都千代田区、代表取締役:稲田武夫、以下アンドパッド)は2021年7月27日、神奈川県足柄下郡湯河原町にてANDPAD HOUSEの地鎮祭をオンラインで実施いたしました。
■オンライン地鎮祭開催の背景
木造建築・住宅におけるBIM活用の効果検証など、アンドパッドが施主となり実験住宅の設計・施工を通して「数年先に実現する設計・施工のDX」を先行して実証するために、プロジェクト「ANDPAD HOUSE」を立ち上げました。
オンラインによるロボット地鎮祭の開催は、遠隔臨場など、施工現場のリモート化検証は行われている一方、 施主側のリモート化への取り組みが少ないという現状から、どこまで施主様が現場来訪を少なくできるかを検証していく一環として、実施する運びとなりました。
■オンライン地鎮祭の概要
施主様が現場に足を運ばずアバターロボットを利用して、オンラインで地鎮祭に参加した場合の体験価値、並びに展示会等で近年使用されているアバターロボットの建設現場での活用可能性の2点を検証目的としています。アバターロボットは、iPresenceが提供する4種類のロボットを採用しました。
写真1. オンライン地鎮祭の様子
写真2. オンラインでの開催は、年配の方や小さいお子さんがいる家族の方も参加しやすい
写真3. 遠隔地から地鎮祭へ参加
写真4. アバターロボットを通して、会話したり、移動したりできる
日時 | :2021年7月27日(火)14:00〜15:00 |
地鎮祭会場 | :神奈川県足柄下郡湯河原町 |
ロボット | :KeiganHATO・temi・Double3・kubi |
■ANDPAD HOUSEについて
近年、住宅・非住宅を問わずBIM (Building Information Modeling) の利活用について需要が高まっており、木造建築・住宅におけるBIM活用の効果を検証する必要があります。
アンドパッドが施主となり実験住宅の設計・施工を通して「数年先に実現する設計・施工のDX」を先行して実証するために、プロジェクト「ANDPAD HOUSE」を立ち上げました。
本プロジェクトを通して、BIMとANDPADが効果的に設計・施工プロセスのDXに寄与することを実例をもって検証、木造建築・住宅におけるBIM活用の効果と知見を深め、共有していくことを目指します。
また、本プロジェクトは、国土交通省が進める「令和3年度BIMを活用した建築生産・維持管理プロセス円滑化モデル事業(先導事業者型)」において、「木造住宅における、BIMとクラウドサービスを用いたCDEとECIの効果検証・課題分析」に採択されました。
▶︎プロジェクト概要
名称:ANDPAD HOUSE
敷地:神奈川県足柄下郡湯河原町
敷地面積:約140㎡
建築面積:82.54 ㎡
延べ床面積:164.69 ㎡
▶︎プロジェクトメンバー
プロジェクトマネージャー:ANDPAD ZERO
意匠設計者:株式会社小林・槇デザインワークショップ(略称 KMDW)
構造設計者:株式会社DN-Archi
施工者:株式会社長谷川萬治商店
プレカット工場:株式会社長谷萬
BIMマネージャー:慶応義塾大学SFC研究所
■ANDPADについて
「ANDPAD」は現場の効率化から経営改善まで一元管理していただけるシェアNo.1*クラウド型建設プロジェクト管理サービスです。
2016年のサービスリリース以来、直感的で使いやすさにこだわった開発と導入・活用への徹底したサポートで、契約社数3,200社、利用社数100,000社を超えております。
国土交通省のNETIS (新技術情報提供システム) にも登録されており、26万人以上の建設・建築関係者が利用しているクラウド型建設プロジェクト管理サービスとなっております。
・「ANDPAD」サービスサイト:https://andpad.jp/
※「クラウド型施工管理サービスの市場動向とベンダーシェア」デロイト トーマツ ミック経済研究所調べ