クラウド型建設プロジェクト管理サービス「ANDPAD」を運営する株式会社アンドパッド(本社:東京都千代田区、代表取締役:稲田武夫、以下アンドパッド)と都市ガス事業を展開する東邦ガス株式会社(本社:名古屋市熱田区、代表取締役社長:増田信之、以下東邦ガス)は、都市ガス導管事業における維持管理業務の更なる効率化に向け、新プロダクト開発のための共同プロジェクトを開始いたします。
■背景
東邦ガスにおける都市ガス導管事業では、ガス設備(配管や付属設備)の整備や保守点検などの維持管理事業を行っており、都市ガスの安定供給を通じ、安全・安心を提供しています。
都市ガス導管事業の現場では、ガス管の埋設や測量、点検など多岐に亘る業務を行う必要があり、デジタル技術の活用によりこれらの広範にわたる業務の更なる効率化が期待されています。
また、アンドパッドでは建設業界の業務効率化にデジタル技術で貢献してきました。現在、東邦ガスにおいても、施工管理業務にANDPADの活用を進めています。この共同プロジェクトによって、ガス管関連事業のみならず、インフラ全体への展開および貢献が可能と見込み、本取り組みを行うことを決定しました。
■目的
アンドパッドと東邦ガスは、デジタル技術を活用した更なる業務の効率化に向け、ガス管の竣工図書作成および維持管理業務に関するANDPADの新プロダクトの開発に取り組みます。
■プロダクト概要
現在、ガス管の敷設工事後、ガス管の位置情報を現地で測量し、竣工図書を作成しています。その後、竣工図書を基にマッピングシステム(導管網図)へガス管の位置情報を登録し、維持管理に活用しています。
今回、開発予定の新プロダクトでは、点群データを活用し、ガス管の埋設情報などのガス管敷設状況を3次元データとして取得し、竣工図書として活用することを計画しています。従来よりも素早く正確な情報取得・管理の効率化を図ることで、課題解決に取り組みます。
本プロジェクトは、2022年度中に新プロダクトに関する要素技術の開発・実証実験を行う予定です。十分な効果が確認できた際には、ガス導管に加え、水道をはじめとした他インフラへの展開も目指します。
今後もアンドパッドでは、さらなる業界課題の解決に取り組み、建設業界全体のDX化を推進し、社会に貢献してまいります。
図 取り組みイメージ
■ANDPAD ZEROと共同プロジェクトについて
アンドパッドでは、新規事業と研究開発を行う「ANDPAD ZERO」というチームを設けています。建設業界経験者を中心としたメンバーで構成され、現在のANDPADでは対応が難しい顧客課題を共同プロジェクトという形式でプロダクト開発を行い、課題解決に向けて取り組んでいます。BIM、点群、IoT、機械学習など先進的なテクノロジーを用い、業界課題を解決する最適なプロダクトの提供を目指しています。
共同プロジェクトにご興味のある方は、下記よりお問い合わせ下さい。
株式会社アンドパッド ANDPAD ZERO
https://andpad.co.jp/contact/
■東邦ガスについて
社名 :東邦ガス株式会社
所在地 :愛知県名古屋市熱田区桜田町19番18号
代表者 :代表取締役社長 増田 信之
事業内容:ガス事業、電気事業など
会社HP :https://www.tohogas.co.jp/
■アンドパッドについて
「ANDPAD」は現場の効率化から経営改善まで一元管理できるシェアNo.1※クラウド型建設プロジェクト管理サービスです。2016年に提供を開始し、直感的で使いやすさにこだわった開発と導入・活用への徹底したサポートで、利用社数130,000社を超えております。国土交通省のNETIS (新技術情報提供システム) にも登録されており、33万人以上の建設・建築関係者が利用しているクラウド型建設プロジェクト管理サービスとなっております。
2021年11月に「ANDPADアプリマーケット」を公開、連携パートナーとともに建設業界全体でのDX化に取り組んでいます。
・「ANDPAD」サービスサイト:https://andpad.jp/